産後等の骨盤矯正について
2019/12/08
当院が行う筋膜トリガーポイント療法は筋膜や筋肉のマッサージのテクニックです。
一般的にマッサージは「その場しのぎ」と思われがちですが・・・
上の画像の構造を「テンセグリティ構造」と言うのですが一本一本の棒はお互いに触れることなくゴムの引っ張る力のみで支えられています。
これを人の身体で例えるなら棒の部分が「骨」でゴムの部分が「筋膜」なんです。
そして、このゴムの引っ張りのバランスが崩れると棒もズレてしまい壊れてしまいます。これは筋肉や筋膜が短くなって硬くなってしまった状態ですね。
では、伸びなくなってしまったゴムを無視して棒だけを正しい位置に戻そうとしたらどうなるでしょう?
そうですね。
ゴムが切れてしまったり、棒が折れたりします。
仮に壊れずに正しい位置に戻せたとしてもまたゴムに引っ張られて悪い位置に戻ってしまいます。
人の身体も最近では「原因は骨盤のズレ」など骨格のズレが原因でそれを直さないとすぐに戻ると言われてしまいますが、このテンセグリティ構造からもわかるように
骨格矯正こそすぐに戻ってしまいます。
そうではなく筋膜や筋肉にできたトリガーポイントをほぐして筋肉のバランスを直してしまえば骨格の方が正しい位置に戻ってきます。
なので、当院の骨盤矯正は骨格だけの矯正はしません。
トリガーポイントをほぐしたり自律神経を整え筋肉のバランスを直していくことにより骨格、骨盤を正しい位置に整えていきます。
これこそが根本改善です!