阿南市羽ノ浦町のトリガーポイント専門院

〒779-1102 徳島県阿南市羽ノ浦町宮倉芝生8-1 プラザ友成102

野球肩はここをケアして!!!

2024/05/15

こんにちは、院長の饗庭です。

スポーツをしている学生はこれからインターハイなど夏にむけて大きい大会が控えていると思います。

そんな学生たちがケガ無く100%のパフォーマンスを発揮してほしいです。

そこで今回は野球選手の中でも特に多い肩の痛みについて解説します。

肩の痛みで悩んでいる方はまずここをチェックして

野球をしていると肩が痛くなることは多いと思います。

肩が痛くなる原因も色々ありますがまず真っ先にやってほしいのが棘下筋のケアです。

棘下筋はすごく肩にとって重要でトリガーポイント療法の中でも肩の上位のキートリガーになります。

更に投球動作の時に実は一番負担がかかるのが棘下筋です。

棘下筋と小円筋もですが投げた時のフォロースルーの時に水平内転の成分が入ってきます。

身体が柔らかい選手は体幹がしっかり回って肩甲骨もしっかり出て比較的ゼロポジションに近い状態で投げることができますがだいたいの方はそうではないです。

どうしても体幹の回旋も少ないですし肩甲骨の柔らかさも少ないからフォロースルーの時に上腕骨が肩甲骨から外れます。

その時に肩の後ろにある棘下筋や小円筋が伸ばされるのでかなり負担がかかります。

棘下筋や小円筋が痛みを起こすし肩の運動の微調整をしているので棘下筋や小円筋に障害をもっているとそこから他の障害に移行していきインピンジメント症候群や肩の後方の棘下筋や小円筋が硬くなれば上腕骨頭を前方に押し出して上腕二頭筋長頭腱炎を起こしたりします。

 

棘下筋、小円筋のトリガーポイント

棘下筋のトリガーポイントは主に肩の前方に痛みを出し上腕二頭筋腱のところに強い痛みを感じることがあるので上腕二頭筋腱炎と間違えられます。そこから酷い方は腕の先や外側に痛みを出します。

小円筋のトリガーポイントは三角筋の後ろに痛みを出し上腕の後ろに痛みが波及します。

 

野球肩(リトルリーガーズショルダー)と診断されるとだいたい2~3か月は投球禁止で安静と言われますが学生時代の2~3か月って貴重ですよね。

でも大丈夫です。

ちゃんと治療すればもっと早く改善します。

肩の痛みでお悩みの方はまず棘下筋や小円筋のケアをしてみてください。

どうしても改善しないという方は当院にお気軽にご相談ください。