症例報告(野球肩)
2024/06/14
こんにちは!
院長の饗庭です!
今回は症例報告です。
高校1年生の投手
症状
・病院の診断では野球肩、関節唇が少し損傷している
・自覚症状は投球時に肩周囲(特に肩前面)の痛みが強く出る
・半年ほどリハビリに通っているが改善しない
検査
・empty can test 陰性
・スピードテスト 陰性
・ヤーガソンテスト 陰性
・肩外旋筋テスト(1stポジション) 陽性
・肩外旋筋テスト(2stポジション)陰性
肩外旋筋テストの1stポジションで痛みが出たので
施術
肩外旋筋テストの1stポジションで痛みが出たので棘下筋の上部繊維のトリガーポイントが原因ではないかと考えられる。
棘下筋の上部繊維を押すと肩前面に関連痛あり。
そのままリリースを続け投球動作をしてもらうと痛み消失。
念のため棘下筋の下部繊維と棘上筋にほぐし終了。
その後
後日来院していただき7~8割の力で投球では痛みは無いが全力投球ではまだ少し痛いとのことだったので同じところをリリースし
その後の練習で全力投球でも痛みは無かったとのことだったのでセルフケアをお伝えして一旦、治療終了。
まとめ
関節唇の損傷など画像所見があってもそこには映っていない筋肉が原因になっていることが多くあります。
肩の不調お悩みの方は是非当院にご相談ください。